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トリプルセブン、聴覚障害者をドローンで視覚的に避難誘導
デフサーフィン大会で実運用、高光量ライト搭載
TRIPLE7(トリプルセブン)は11月18日、聴覚障がいを抱えたサーフィン競技のアスリートの安全確保を目的としたドローン巡視および避難誘導システムの実運用を実施したことを発表した。
これは去る11月7日・8日に千葉県白子町で開催された国際大会「ワールドデフトリプルSゲームズ2025」(WDTSG2025)の大会の中で行われた「メローカップ世界デフサーフィンチャンピオンシップ」で行われたもの。サーフィンなど海上競技の安全管理は、従来「サイレン」「防災無線」「拡声器」など音を前提にした避難誘導が一般的。しかしながら「メローカップ2025」の参加者は全員が聴覚障がいアスリートであり、危険シグナルが「聞こえない」という課題から、視覚ベースの防災手段の確立が急務となっている。
