ウイングトラベル
★9月の主要44社の旅行総取扱額は3612.9億円
前年比10.0%増、海外8.5%増、国内9.8%増
観光庁が発表した9月の主要旅行業者44社・グループの旅行総取扱額は前年同月比10.0%増の3612億9300万円となった。海外旅行は8.5%増の1343億9500万円、国内旅行が9.8%増の2073億8000万円、外国人旅行が24.5%増の195億1700万円となった。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行)の取扱状況を見ると、総取扱額は9.1%増の1095億9300万円となった。海外旅行は22.2%増の330億6200万円と2割超の伸び率となった。国内旅行は4.3%増の762億6900万円となった。外国人旅行は14.5%増の2億6100万円となった。
取扱人数は1.9%減の196万319人となった。海外旅行は23.6%増の8万7424人となったものの、国内旅行は2.7%減の186万2991人となった。外国人旅行は11.1%減の9904人だった。
旅行会社ごとの取扱状況を見ると、海外旅行は主要10社(JTB、日本旅行、エイチ・アイ・エス(HIS)、阪急交通社、KNT-CTホールディングス、東武トップツアーズ、ジャルパック、名鉄観光サービス、ジェイアール東海ツアーズ、ANA X)の取扱額は10.1%増となった。ジャルパックが21.1%増となったのを始め、阪急交通社、KNT-CT、HISも2ケタ増となった。
主要10社以外では、富士急トラベルが約4倍増の取扱額となったのを始め、24社が前年実績を上回った。
国内旅行は主要10社の取扱額は9.9%増となった。東武トップツアーズが64.6%増と大幅に伸ばしたのを始め、ジェイアール東海ツアーズ、JTBが前年から2ケタ増となった。
10社以外では、郵船トラベルが95.9%増と2倍近い伸び率となったのを始めとして、31社が前年同期から取扱額を伸ばす格好となった。
※9月の主要旅行業者旅行取扱状況(PDFファイル)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001968505.pdf
