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★日本旅行、キルギスのナリン国立大学と連携協定締結
                      アラバエフ国立大学には新たに日本語補習クラスを開設
 日本旅行は、グローバル人財活用推進事業の一環として、キルギス共和国のサテゥバルディ・ナーマトフ記念ナリン国立大学(ナリン国立大学)と、キルギス人材の育成および日本国内での就業機会の提供に関するパートナー協定を締結した。
 同社はこれまで、キルギス国内で日本学院(4年制大学)を設置する2校と協定を締結しており、今回は新たに地域密着型の地方国立大学であるナリン国立大学との連携に至った。同大学は1996年に創設され、文学、農業技術、経済、教育の4学部を有する総合大学で、博士課程および修士課程まで設置されている。
 今回の協定では、人材雇用の認識向上や人材採用支援、セミナーやワークショップの共同開催、日本語教育の促進、さらには相互紹介など、多方面にわたる分野で協力していくことで合意した。今後は、日本企業に対してキルギス人材の紹介やセミナーの実施などを通じて、キルギス人材への理解を深めるとともに、キルギスの大学を日本旅行のパートナー企業や教育機関に紹介していく。さらに、日本企業のキルギス進出支援や誘致活動を進め、両国間の人的交流を促進していく方針だ。
 これらの取り組みを通じて、多様な人材の紹介・支援を実現し、キルギス政府機関である労働・社会保障・移民省との相互協力のもと、日本文化に精通した高度な人材の育成を推進する。日本国内では、こうした人材をインターンシップ生、技能実習生、特定技能者、または高度人材として紹介し、人材不足の解消や多様性の拡大といった社会的課題への対応を図る考えだ。
※画像=左から、ナリン国立大学学長代理オモロワ・ケンジュ オロゾベコブナ氏、日本旅行グローバル人財活用推進チーム副本部長馬場直樹氏
        
    