空港施設、通期業績予想を修正

　営業利益は28.7％増、純利益は0.3％減

　空港施設は10月30日、2026年3月期の通期連結業績予想を修正した。既存物件の賃貸収入や給排水運営事業における給排水使用量が当初想定より好調に推移し売上高が増加基調であることなどを受け、営業利益を前回予想から28.7%増の58億2400万円へ、経常利益を49.1％増の61億9200万円へと大幅に引き上げた。売上高は、前回予想の359億8800万円から1.6％増の365億8800万円とした。一方、親会社株主に帰属する当期純利益については、中間期に羽田空港一丁目地区の建物撤去費用の見直しに伴う16億4700万円の減損損失を特別損失に計上したため、0.3％減の30億3000万円へと修正した。