NEC、日本航空電子株の大半を京セラに譲渡

　　NECは10月30日、持分法適用関連会社である日本航空電子工業（JAE）の株式の大半を、京セラに譲渡することを決定した。株式譲渡は10月31日に行われる。
　NECは昨今、ITサービス事業および社会インフラ事業に注力。コネクタ事業を主力事業とする日本航空電子工業については昨年年3月に連結子会社から持分法適用関連会社に移行しており、その後も同社の位置付けの検討を進めてきた。
　そうしたなか京セラから日本航空電子工業の株式取得に関する打診があり、京セラと連携することが、日本航空電子工業の中長期的な事業成長および収益性向上に資すること、NECとしても経済合理性があることから譲渡に応じることを決めた。