ウイングトラベル
★日本旅行、将来宇宙輸送システムと提携強化
商用化へ体制構築、2026年度中に宇宙旅行申込開始
日本旅行と将来宇宙輸送システム(ISC)は10月28日、東京都日本橋で開催中の「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」において、宇宙旅行事業の商用化フェーズに向けた新たな業務提携契約を締結した。両社は宇宙旅行事業の 商用化に向けて販売・運営・体験設計の体制を整備。さらに、本格的な宇宙旅行の実現に向け、3段階のプログラムを構築していき、2026年度中に優先申込権の受付を開始する計画だ。
宇宙旅行を「学び・地域・社会とつながる体験」へ サービス設計や地域観光振興など包括的に検討
両社の連携は、2024年9月に締結した「誰もが行ける宇宙旅行事業の実現を目指した業務提携」に基づく共同検討の成果を踏まえ、両社がこれまで進めてきた宇宙旅行事業構想をさらに発展させたもの。今後は、商品化フェーズに向けて、販売・運営・体験設計の体制を整備するとともに、教育分野での連携や地域観光振興も含めて包括的な取り組みを検討していく。そうした活動を推進することにより、宇宙旅行を「特別な体験」から「学び・地域・社会とつながる体験」への拡張につなげていきたい考えだ。
※画像=写真左が日本旅行の吉田圭吾代表取締役社長、写真右がISCの畑田康二郎代表取締役社長
