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Space BD、宇宙人材育成プログラム「HURDLES」を開発
 
                       衛星開発の実務を短期で学習、即戦力育成加速
  
  「宇宙商社」として宇宙産業に関わる総合的なサービスを展開するSpace BDは10月28日、衛星開発の実務を短期間で体系的に学べる実践型教育プログラム「HURDLES(ハードルズ)」を開発したと発表した。急成長する日本の宇宙産業が直面する専門人材不足の解消を目的とし、2026年1月より順次カリキュラムの提供を開始する予定。「2~3年で、数千人単位で受講してもらう」(SpaceBD・伊藤圭太取締役COO)目標だ。
  日本政府は宇宙市場を2030年代前半に現在の約4兆円から8兆円規模へと倍増させる目標を掲げているが、この成長には2050年までに約16万人の宇宙人材が必要と試算されており、人材育成が喫緊の課題となっている。とくに設計から試験、運用まで、衛星開発の全工程を俯瞰できる即戦力人材は限定的であることが課題とされていた。
 
         
    
