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IATAレイナートSVP、第42回ICAO総会を評価

「グローバルスタンダードを再認識」
国際航空運送協会(IATA)の対外関係担当シニアバイスプレジデントのトーマス・レイナート氏は、去る9月27日~10月7日の日程で、カナダのモントリオールで開催された子公債民間航空機関(ICAO)の第42回総会について、「この総会は、世界の航空業界の根本理念の一つであるグローバルスタンダードを改めて認識させてくれるものだった」と振り返った。
レイナート氏は「ICAOは、航空のあらゆる分野を網羅する作業部会による継続的な見直しと更新に基づき、各国政府がこれらの基準を策定する場であり、総会はICAOの活動の方向性を定めるもの。だからこそ、総会は極めて重要」であることを強調。「IATAは、航空機運航者だけが持つ技術的専門知識とデータを提供し、各国政府が基準策定作業の方向性を定めるのを支援している」ことに触れた。