記事検索はこちらで→
2025.10.21

WING

JAL、11月適用の国際貨物燃油サーチャージ引き上げ

 日本航空(JAL)は10月、2025年11月1日から適用となる日本発国際貨物燃油サーチャージを前回から引き上げる。基準となる2025年9月のシンガポール市場におけるジェット燃料の平均価格が1バレルあたり86.94米ドルだったことから、燃油指標価格区分「85.00以上90.00未満」に該当。11月発券分は1キログラムあたり遠距離路線(米州・欧州など)で62円(前回56円)、アジア遠距離で37円(前回34円)、アジア近距離で33円(前回30円)と設定される。
 JALは貨物燃油サーチャージの改定時期を年12回(毎月)とし、各月のサーチャージ額を「シンガポールで取引されるジェット燃油(ケロシン)の前々月平均値」を基準に算出している。今回も2024年4月より導入したテーブルに基づいて決定された。