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中部空港、全騒音監視局で環境基準値I類型満たす

中部国際空港会社は10月17日、2024年度環境監視結果年報を公表した。このなかで常時監視局4局における年間の航空機騒音(Lden:時間帯補正等等価騒音レベル)は43dBだったことが明らかになった。環境基準値(Ⅰ類型:Lden 57dB以下)について、全監視局で基準を満たしていた。この環境監視結果は、学識者で構成する「中部国際空港の航空機騒音に関する検討委員会」(委員長:寺島貴根三重大学大学院教授)において、検討・評価を受けたもの。
また、常時監視局における過去5年間のLdenに関しては、地点によって若干の変動はみられたが、概ね同程度に推移したという。
2024年度の定期監視9地点については、調査期間中、36dB~48dBの範囲だったとのことで、全調査地点で環境基準を満たした。さらに、2018年~2019年の2年間と2022年~2024年の3年間のLdenは地点により差はあるものの、全体としては同程度に推移した。
※画像=全騒音監視局で基準をクリア