★ITA、2頭の大型犬を定期便の客室内で輸送

　ITAエアウェイズはこのほど、2頭の大型犬を旅客定期便の客室内で空輸する実証に成功したことを発表した。ミラノ・リナーテ空港からローマ・フィウミチーノ空港まで、2匹の犬は最前列と最後列に1頭ずつ、飼い主と並んで快適な空の旅を楽しんだという。
　この取り組みは、イタリア民間航空局（ENAC）が採択した客室内でのペット輸送に関する新たな規定に沿ったもの。このルールでは、旅客が中・大型ペットと一緒に旅行できるようにするルールおよび安全基準が採用されている。ITAエアウェイズでは、去る2024年6月20日から国内線全便でペット専用の機内スペースを拡大し、ペットの許容重量を25%（8kgから10kgに増加）増やすなど、犬との空の旅を楽しむことができる環境を整える取り組みを進めている。

※画像＝キャビンで大型犬2頭が飼い主と並んで空の旅を楽しんだ