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2025.10.16

WING

ANAHD、二地域居住促進でポータルサイト開設

 モニタープログラム展開、移動の経済負担など緩和

 ANAホールディングスとANAあきんどは10月15日、都市部と地方の二地域居住を支援するポータルサイト「ANAの二地域居住 BLUE SKY LIFE」を開設したことを発表した。このポータルサイトを通じて、二地域居住の魅力やさまざまな情報を発信するほか、「二地域居住モニタープログラム」に応募することができるようにした。まずは鳥取県(3自治体)、高知県(4自治体)、そして佐賀県(2自治体)の計9地域を対象に、それぞれの地域の特色を生かした特色ある体験プログラムを展開する。
 モニタープログラムでは、移動による経済的負担を軽減するべく、ANA便利用の際の運賃で、割安な価格を設定。羽田-高知線で片道1万1000円、羽田-佐賀線は1万4000円とするなど、まずは二地域居住を体験してもらい、地域への理解、コミュニティとの繋がり作りなど、二地域居住の促進に繋げていきたい考え。
 ANAあきんどの原雄三社長によれば、モニタープログラムの利用者や参加自治体の声を分析しつつ、順次対象エリアを拡大していく方針だ。

※画像=鳥取・高知・佐賀の自治体と協力しモニタープログラムを展開。国も推進する二地域居住の普及・定着を図る