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ロシア新型態のIL-20、北海道周辺で初確認
樺太方面から日本海・オホーツク海へ飛来確認
統合幕僚監部は、ロシアのIL-20情報収集機1機が10日午前から午後にかけ樺太方面から飛来し、日本海およびオホーツク海上空を通過後、反転して再び日本海経由で樺太方面へ帰投したと発表した。これに航空自衛隊北部航空方面隊の戦闘機が緊急発進して対応した。今回確認されたIL-20は、対領空侵犯措置でこれまで把握してきたIL-20とは異なる機体形態であり、空自として当該形態の確認は初めてだとした。空自としては通例どおり必要な措置を行ったとして、領空侵犯は発生していない。