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2025.10.15

WING

サーブ、FMVから将来戦闘機コンセプト研究継続を受託

 サーブは10月14日(現地時間)、スウェーデン防衛資材管理局(FMV)から、将来戦闘機システムのコンセプト研究の継続に関する契約を受注したことを発表した。受注総額は約26億スウェーデンクローナ(SEK)にのぼる。契約期間は2025年から2027年まで。
 今回の研究継続には、有人・無人ソリューションのコンセプト研究、技術開発および実証機の開発が含まれる。サーブはFMV、スウェーデン軍、スウェーデン国防研究所のほか、GKNエアロスペースやその他の産業パートナーと連携して研究開発に当たる。
 サーブの航空事業部門責任者ラース・トスマン氏は「この契約は、スウェーデン軍およびその他の顧客の将来の作戦要件を満たす革新的ソリューションを提供するための共同の取り組みにおける次のステップを定めるものだ」とコメントするなど、将来戦闘機システムの研究継続を歓迎した。

 

※画像=スウェーデンの将来戦闘機システムの研究継続契約を獲得(提供:サーブ)