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2022.06.15

【潮流】陰性証明は不要

 世界中が新型コロナウイルス流行前の2019年と同じ国際往来の自由化に動き出している。世界各国の日本大使館、領事館の情報や海外の旅行情報サイトによると、コロナ前と同じワクチン接種証明も陰性証明も必要なくなり、パスポート審査のみで入国を認める「日常」に戻した国が60カ国近くに達している。
 その中には、G7の英国、イタリア、カナダの3カ国とEUのポーランド、アイルランド、オーストリア、ギリシャ、スイス、スウェーデン、ハンガリーなど多くの国々が含まれる。また、アジアではベトナム、モンゴルなども不要にした。
 これらの国々は、ワクチン接種証明があれば、陰性証明を不要とした措置から、さらに緩和を進めて、遂に両方ともに不要に踏み切った。
 したがって、陰性証明は不要とするG7のフランス、ドイツ、さらにスペイン、トルコ、オーストラリア、アジアのタイ、シンガポールなども、いずれは両方ともに不要の方向に進むかもしれない。