記事検索はこちらで→
2021.07.12

【潮流】ワクチン証明者の渡航は相互隔離免除に

 経団連が政府に対して、「ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)」の要望書を提出したことで、旅行業界を含む経済界全体が渡航制限の緩和による国際往来の再開を強く要望している。
 とくに、経団連は出入国時の活用について、「グローバルな経済活動はわが国の企業活動の生命線であり、諸外国でも接種記録等を活用して出入国を再開する動きが加速する中、日本としても可能な限り早い時期から出入国時の活用を進めるべき」と提言した。
 とりわけ、要望書では「出入国の際にワクチン接種記録を提示することで、空港での検疫手続きの迅速化、隔離の免除、または隔離期間が緩和される」とし、「諸外国とも連携し、ワクチンパスポートを活用した隔離等の出入国時の制限緩和を進める」ことを求めた。