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2021.07.05

【潮流】日本もワクチン証明書交付

 政府は6月25日、自治体向けに第1回のワクチン接種証明書発行手続きの説明会をオンラインで開催した。ワクチン接種完了者が海外渡航する際に、接種済証とは別に、英語表記のワクチン接種証明書を発行することで、訪問する国・地域がワクチン接種完了者に対して隔離免除措置を取る場合、ワクチン接種証明書を提示し、入国後の隔離免除を受けることを想定している。
 このため、政府は現在、日本のワクチン接種証明書を受入れ、防疫措置等を緩和してもらうように、各国の接種証明書、制限緩和措置に関する情報収集等を行っている。
 わが国が発行する証明書を所持することによる具体的な緩和措置は、最終的には各国の判断によることとなるが、政府は「一般論でいえば」として、入国時の隔離期間の短縮または免除、出発前PCR検査陰性証明の提出、到着時のPCR検査の免除といった措置が考えられるとしている。具体的に利用が可能となる対象国・地域とその緩和措置は適時情報提供するという。

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