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内倉統幕長、リトアニアとサイバーなど連携推進

同志国として関係強化、ドローン侵入で意見交換
内倉浩昭統合幕僚長は10月9日の会見で、リトアニア出張の成果を報告した。日本とリトアニアは、欧州大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分だとする共通認識を深めた上で、サイバーや特殊作戦などの分野で防衛協力を推進するとし、欧州同志国との連関を重視する認識を共有したことを説明した。
この度の10月2・3日のリトアニア出張は、ライムンダス・ヴァイクシュノラス参謀長の招待を受けて実現した。統合幕僚長がリトアニアを訪問するのは初めてのこと。両国間の交流は今年5月に訪日したドヴィレ・シャカリエネ国防大臣との防衛相会談でより積極的になり、このときハイレベル交流およびサイバー分野での交流、またウクライナへの支援などに取り組むとした。
※写真1=リトアニア訪問はヴァイクシュノラス参謀長の招待により実現した(提供:統合幕僚監部)