グアムの新イベント「タモンナイトマーケット」 毎週日曜日、タモンエリアに地元の食やショッピングが集結

グアム政府観光局（GVB）は8月3日、第一回となる「タモンナイトマーケット」を開催した。
　このイベントは、毎週水曜日にアガニアエリアで開催されている「チャモロビレッジ」のように、地元の食や文化を楽しめる夜の催しを、より多くの旅行者にも体験してもらうことを目的に企画されたもの。
　旅行者が多く訪れる毎週日曜日の17時から21時まで、グアム観光の中心地タモン地区で実施される。初回の8月3日には、地元住民や観光客あわせて3000人以上が来場した。
　オープニングイベントでは、ルー・レオン・ゲレロ グアム準州知事、ジェシー・A・ルハン上院議員、G V B 理事会会長ジョージ・チュー氏がステージに登壇。ゲレロ知事は「地元の住民と観光客が一堂に会し、食やエンターテイメントを楽しみ、フレンドリーなグアムの人々と交流できるこのイベントを盛り上げていきましょう」と呼びかけた。

　会場となったのは、サンドキャッスルとデュシットビーチリゾートグアム間のホテルロード。このエリアは歩行者天国となり、グアム名物のBBQをはじめ、チャモロ料理や人気グルメ、新鮮なフルーツを使ったフレッシュジュースなどを販売するフードトラックが並んだ。さらに、地元特産の唐辛子やココナッツを使った「メド・イン・グアム」のお土産品も登場し、多くの来場者が好みの味や品を求めて列を作った。物販ブースでは、ローカル人気アパレルブランドやアクセサリーショップなども出展し45店舗以上が軒を連ねた。
　文化体験コーナーでは、やしの葉編み体験やグアム養蜂協会による地元産ハチツの販売を実施。さらに、子ども向けにロッククライミングや、ヤギやアヒル
とのふれあい、グアムの消防車を模した乗り物体験など、家族で楽しめるコンテンツも充実した。
　特設ステージでは、チャモロダンスチームによるチャントで幕を開け、ローカルの人気アーティストによるライブパフォーマンスが21時まで続いたほか、デュシットプレイス周辺のレストランでは、「タモンナイトマーケット」用の特別メニューの販売を用意するところもあり、エリア一体が賑わいを見せた。
　開始時の17時はまだ日も高く、人出はまばらだったものの、日が暮れるにつれ、食事やデザート、ステージで行われるエンターテイメントを目当てに多くの人たちが詰めかけ、リゾートの夏の夜を大いに盛り上がりを見せた。

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