ウイングトラベル
★台湾訪問日本人数、1~9月で100万人到達

昨年から1カ月前倒し達成、新企画で南部の魅力訴求
台湾観光庁(台湾観光署)・台湾観光協会は、9月25日時点の推計値で2025年1月からの訪台日本人数が100万人に到達したことを明らかにした。これは昨年より1カ月前倒しでの達成となった。訪台日本人数は1月に前年割れとなったものの、2月以降は前年を上回る状況で推移。特に5月は27.8%増、6月は21.6%増と大幅に増加したことが奏功した。今後は新たなプロモーションを展開し、台湾南部の魅力を広めるとともに、多彩な旅行支援策を展開していくことで訪問者数のさらなる上積みにつなげていきたい考えだ。
日本人リピーター獲得に一層注力
修学旅行など通じた若年層誘致も推進
台湾観光署の陳玉秀署長(長官)は愛知県で開催されたツーリズムEXPOジャパン2025に来日。EXPO会場で本紙との取材に応じた。陳署長は「日本のマーケットは重要であり、今年も堅調に成長している。今後は若い人たちにもっと台湾を訪れてもらえるように修学旅行の誘致に力を入れたい。また、個人旅行についてはリピーター誘致につながるよう、さまざまなプログラムを展開していきたい」と述べ、日本マーケットの好調な流れを一層加速させていくことに意欲を示した。
※写真=就任式の様子(中央左に台湾観光署署長陳玉秀氏、中央右に妻夫木聡氏、陳氏の左に台湾観光協会会長簡余晏氏、妻夫木氏の右に台北駐大阪経済文化弁事処処長洪英傑氏)