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ペトロナス、マレーシア航空に国産SAF初供給

クアラルンプール空港で供給体制確立
マレーシアの石油大手国営企業のペトロナスが、マレーシア航空グループ(MAG)にマレーシア初となる国産の混合SAFをクアラルンプール国際空港(KLIA)において納入した。これによりペトロナスは、マレーシアにおいて継続的かつスケーラブルなSAF供給体制を確立することに成功したという。
供給した混合SAFは、ペトロナスの混合施設でSAFと既存のジェット燃料を混合したもので、ISCC認証を取得しているほか、CORSIA適格燃料だ。このSAFは、マレーシア精製会社(MRCSB)のマルチプロダクトパイプラインを通じてクアラルンプール国際空港に直接供給されたとのことだ。