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バーティカル、コッツウォルド拡張で「VX4」年25機以上

バーテリー生産能力も増強、初期生産計画概要明らかに
バーティカルエアロスペースは9月17日(現地時間)、コッツウォルド空港サイトでの機体の組立を行うとし、既存の飛行試験センターに隣接する新施設することを表明した。同施設は年間25機以上の「VX4」の生産能力を備えるとのことだ。これにより、コッツウォルド空港サイトにおけるバーティカルエアロスペースの施設の総面積は約9000平米(10万平方フィート)となる。なお、「VX4」の認証は2028年までに取得する計画で、そのマイルストーン達成には7億ドルの資金が必要であることを明かした。
バーティカルエアロスペースは、日本でも丸紅がタッグを組んだことで大きな注目を集めており、そう遠くない将来、日本の空への社会実装も期待されている。
今回、初期の生産拠点としてコッツウォルド空港サイトの生産能力を増強することを表明した同社だが、エイボンマウスサイトの施設を拡張し、機体に搭載するバッテリー生産も増強することを明かした。
※この記事の概要
・2030年までに計175機納入
2035年に年間900機製造 など