★セーシェル、「ブルエコノミー」で持続可能な観光推進

　万博でイベント、投資と観光で日本市場に強い期待

　セーシェル共和国は9月7日、大阪・関西万博でナショナルデー記念イベントを開催し、「ブルエコノミーの推進による持続可能な観光と投資」をテーマに、日本を含む国際パートナーに協力と投資を呼びかけた。冒頭あいさつに立ったジャン＝フランソワ・フェラーリ漁業・ブルエコノミー大臣は、観光と漁業において持続可能な海洋利用と経済発展を両立させる「ブルエコノミー」が成長の鍵であると強調。アジア、アフリカ、ヨーロッパを結ぶ戦略的立地を背景に、投資と観光の両面で日本市場への強い期待を示した。
　セーシェルは、115の島々から構成されるインド洋の活気ある島国。フェラーリ大臣は、政治的・社会的安定性や、並外れた自然美を兼ね備えていることを紹介、「持続可能性」をあらゆる活動の指導原則としていると語った。

※写真＝セーシェル共和国ジャン＝フランソワ・フェラーリ漁業・ブルエコノミー大臣