ウイングトラベル
★HIS、7月の旅行総取扱高は6.6%増279.9億円

海外旅行7.9%増、国内5.0%増
エイチ・アイ・エス(HIS)が発表した国内グループ6社による7月の旅行総取扱高は前年同月比6.6%増の279億9800万円となった。海外旅行は7.9%増の216億2000万円、国内旅行は5.0%増の54億2800万円、訪日旅行は9.3%減の9億4800万円となった。
海外旅行は欧州が引き続き好調に推移。また、ハワイ・ミクロネシアは前年に比べ米ドルが円高となったことから子連れの家族旅行の回復がみられ、43%増と好調に推移した。一方、アジア方面は韓国・台湾方面でLCCを中心とした減便や機材縮小化により間際予約が伸び悩み、約9%の減少となった。
国内旅行は出発間際の予約が多いバスツアーを強化したことで取扱高が14%増となった。方面別では大阪・関西万博のパッケージツアーを中心に関西方面が約2倍の伸びとなったほか、新たなテーマパークが開業した沖縄も5%増となった。
訪日旅行は欧州からの受客が取扱高をけん引。特にHISオランダ法人からのFITが25%増加した。一方でジャパンホリデートラベルはアジアからの日本行きフライトの減便や機材縮小の影響を受け前年同月比を下回った。