大沼大使、「皆様の声こそ私のICAOにおけるビジョン」

　「共に歩みを」、TICADでアフリカ諸国にICAO議長選支持訴え

　国際民間航空機関（ICAO）日本政府代表部特命全権大使を務める大沼俊之大使が、去る8月20日～22日に横浜で開催された第9回アフリカ開発会議（TICAD9）の一環で開かれた「第４回 日・アフリカ官民インフラ会議」の航空セミナーにおいて、ビデオメッセージを寄せた。大沼大使は「皆様の声こそが、ICAOにおける私のビジョンだ。共に歩みを進めよう」と、アフリカの航空関係者に呼びかけた。
　大沼大使は今年11月に開催予定のICAO理事会において、ICAO理事会議長選挙に立候補中だ。立候補の締め切りは9月12日に迫っているが、現在のところアフリカ大陸のエジプトから候補者が出馬しており、大沼大使とICAO理事会議長のポストを競っている。