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日本海事協会、SAF認証スキーム運用開始

日本国内でSAF一貫認証体制確立
一般財団法人日本海事協会(ClassNK)が、国際民間航空機関(ICAO)から承認を得ていた「持続可能な航空燃料」(SAF)認証スキーム(ClassNK SCS)」について、国内関係機関の体制整備を受けて運用を開始した。これまでSAF認証スキームは海外機関に依存していたが、今後、国内のSAF製造事業者は日本国内機関で認証を取得することができるようになる。これにより、国内法令、実状を踏まえつつ、迅速なSAF認証を取得することができそうだ。
国際航空業界においては、ICAOが実施するCORSIA(国際航空のための炭素オフセットおよび削減スキーム)により炭素排出量の削減が求められるようになってきた。SAFは、CO2排出削減に向けた航空業界の切り札だ。現状、ごく限られた生産量にあるなか、世界中の航空会社がSAF調達に奔走。その価格は高止まりの様相を呈している。
※画像=日本海事協会がSAF 認証スキームの運用を開始(提供:コスモHD)
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