★6月の国内延べ宿泊者数、前年比2.8%減の4921万人泊 　

　外国人宿泊者数、2022年7月以来の前年割れに

　観光庁の宿泊旅行統計調査によると、6月の国内延べ宿泊者数（第1次速報値）は前年同月比2.8%減となる4921万人泊となった。このうち日本人延べ宿泊者数は3.4%減の3597万人泊、外国人延べ宿泊者数は1.3%減の1324万人泊となった。外国人宿泊者数については2022年7月以来の減少となった。
　外国人観光客数のマイナス要因として観光庁は「第2次速報値で修正される可能性がある」と前置きした上で香港からの訪問客数が前年から3割以上減少するなど、旅行者数のボリュームの大きい市場の動きが今回の数値につながったと指摘している。

※グラフ＝延べ宿泊者数の推移と前年同月比の推移（観光庁発表資料より）