テラドローン、欧州でバーティポート統合管理技術実証に成功

　欧州EUREKAプロジェクト、相互運用性など検証

　Terra Drone（テラドローン）は7月31日、子会社でベルギーに拠点を置く運航管理システム（UTM）プロパイダーのUnifly NV（ユニフライ）が、次世代エアモビリティの社会実装を目指す欧州の共同プロジェクト「EUREKA」において、空飛ぶクルマ離発着場（バーティポート）の統合管理に関する技術検証の実証実験に成功したことを発表した。
　EUREKAロジェクトは、欧州における次世代エアモビリティの社会実装を見据えたプロジェクトで、バーティポートの運用標準の策定と、U-spaceに準拠した運航管理・情報連携体制の構築を目的とした国際共同プロジェクトだ。
欧州の共同研究機関であるSESAR Joint Undertakingが主導し、AENA（スペイン空港運営会社）、ENAIRE（スペイン航空管制機関）、EUROCONTROL（航空交通管理機関）などを含む35の企業・機関が参加している。