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スペースコタン、VP01打ち上げ時の安全対策妥当性確認
北海道大樹町でロケットの射場「HOSPO」を運営するSPACE COTAN(スペースコタン、北海道大樹町)は7月22日、台湾の宇宙ベンチャーが12日に実施し失敗に終わったロケット「VP01」の打ち上げについて、安全対策の妥当性を確認したと発表した。打上げ後に異常が発生したため、安全審査において承認された判断条件および手順に従い飛行を中止した。第1段・第2段ロケットとも、事前に設定した警戒範囲内に落下したこともわかった。
今回、台湾宇宙ベンチャーのjtSPACE日本法人が、日本国内における外資企業初の打ち上げに挑んだ。VP01は予定していた高度100キロメートルに到達することなく、4キロメートル付近で飛行を中止した。スペースコタンや大樹町、jtSPACE日本法人は、結果や安全対策の妥当性の分析と1段目の捜索を行っていた。