中谷大臣、中国機の異常接近に深刻な懸念

　日本側の問題主張する中国「全く当たらない」

　中谷元防衛大臣は7月15日の閣議後会見で、中国の戦闘爆撃機が警戒監視を行う航空自衛隊機へ異常接近したことについて、先月に続き連続して行われたことに「深刻に懸念している」と述べ、中国側に対して厳重に「再発防止を申し入れた」と説明した。また中国側が説明する自衛隊機の飛行の問題については、自衛隊機の飛行は普段から行っている警戒監視活動であり、適切に飛行していたところ、中国機が特異な接近を行ったとして、「自衛隊機の飛行に原因があるという中国側の指摘は全く当たらない」として、中国の主張に反論した。