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2025.07.14

WING

エアバス民間機部門、新CEOにラース・ワグナー氏

 エアバスは7月10日(仏トゥールーズ時間)、ミュンヘンに本社を置くMTUエアロ・エンジンズのラース・ワグナー最高経営責任者(CEO)が、2026年1月1日付でエアバス民間航空機事業CEOに就任することを発表した。現職のクリスチャン・シェーラーCEOの後任となる。一方、これまでエアバスに40年以上在籍したシェーラーCEOは、12月31日付けで民間航空機事業CEOを退任する。
 ワグナー氏は、シェーラーCEOから引き継ぎを受けるため、今年11月初旬にエアバスに入社する予定だ。
 ワグナー氏は現在50歳。2023年1月からMTUエアロ・エンジンズのCEOを務めている。2015年にMTUに入社した後、最高執行責任者(COO)やOEM事業担当上席副社長などの役職を歴任した。それ以前にはエアバスのブレーメン、ハンブルク、トゥールーズなどの拠点で複数の管理職を経験した。機械工学、航空工学の学位とMBAを保有している。

※画像=MTUのCEOを務めているワグナー氏がエアバス民間機部門のCEOに就任(提供:エアバス)