万博の空クル部品落下、仕様と異なる素材部品供給

　丸紅が原因究明、再発防止策まとめる

　丸紅は7月8日、去る4月26日に大阪・関西万博会場内のバーティポートにおいて、デモフライト中のLIFT AIRCRAFT（リフトエアクラフト）製「HEXA」（ヘクサ）から部品が落下した件について、原因調査の結果、モーター搭載箇所の部品において、サプライヤーが仕様と異なる素材の部品を誤って供給していたことが判明したことを明らかにした。
　丸紅によれば、すでに当該部品の交換およびその他重要部品の再点検を完了したとのこと。さらに、再発防止策としてリフトエアクラフトにおいて部品の受領・品質管理について包括的な監査を実施するなど、必要な工程について改善したことを確認したことを明かした。

※この記事の概要
・バーティカル製「VX4」、デモ飛行は中止
　客室モックアップ展示は8月から　など