ウイングトラベル
★HIS夏休み旅行予約、海外旅行8.2%増

韓国、台湾、ハワイが人気、国内旅行も7.6%増
エイチ・アイ・エス(HIS)は今年の夏休み期間(7月19日~8月31日)の旅行予約動向をまとめた。それによると海外旅行予約者数は前年比8.2%増、国内は7.6%増となり、いずれも前年を上回る予約動向となった。海外旅行では韓国、台湾、ハワイが根強い人気を見せる一方で、上海、カイロ、バルセロナといった都市の予約が急上昇した。
海外旅行の商品区分構成比は航空券は59.0%、ツアーが41.0%となり、ツアーの予約が昨年より上昇した。予約時期については、今年5月が全体の32.7%と最も多く、ついで6月が30.1%となるなど、予約のタイミングが前年から早まっている。
平均単価は前年比7.0%増の20万4300円となった。ヨーロッパ、中近東方面の予約者数が増加したことが旅行単価の上昇につながった。顧客別の構成比では「お子様連れ」が44.9%、「カップル・夫婦」が19.5%となるなど家族旅行の割合が高くなっている。
旅行先については、前年と変わらず、韓国・ソウル、台湾・台北、ハワイ・ホノルルの順となった。中でもホノルルは為替がやや円高になったことや成田、関西、中部発着の各路線が増便したことで前年比20.3%増となっている。
※表=海外旅行予約者数ランキング(HIS夏休み旅行予約動向より)