★TAT、「アメージング・タイランド・ロードショー」開催

　現地から25社来日、日本の旅行会社と活発な商談

　タイ国政府観光庁（TAT）は、日本の旅行会社における企画担当者、セールス、支店手配担当者、カウンタースタッフなどを対象とした「Amazing Thailand Roadshow to Japan 2025」を開催した。今回は、タイ現地からホテルをはじめとする観光関連サプライヤー25社が来日し、都内ホテルにてセミナーおよび商談会を実施した。
　冒頭のセミナー（タイランド・プロダクト・ブリーフィング）では、TAT東京事務所のカジョンデート・アピーチャトラクン所長が登壇した。
　カジョンデート所長は「タイの旅行市場において、日本市場は非常に重要な位置を占めており、コロナ後は順調に回復している。昨年は5年ぶりに訪タイ日本人旅行者数が100万人台に復帰した。今年は円安や米国の関税政策など不安定要因はあるものの、2025年には120万人以上の送客を目標としており、皆様とともに一層の送客拡大を目指していきたい」と意欲を示した。
　また、今回の商談会については「タイからはホテルだけでなく、ゴルフ場、ディナー施設、エンターテインメント施設、ムエタイ体験施設、現地旅行会社など幅広い業種のサプライヤーが参加しており、商品の多様化やビジネスチャンスの創出につながる場にしてほしい」と呼びかけた。
　藤村喜章マーケティング・マネージャーからは、タイの基本情報や渡航状況についての説明が行われた。

※写真＝「Amazing Thailand Roadshow to Japan 2025」の模様