ウイングトラベル
★観光庁、観光地・観光産業の生成AI活用で手引書

全国6地域の調査事業もとに適切な対応策など紹介
観光庁はこのほど観光地や観光産業における生成AIの適切かつ効果的な活用方法についてまとめた手引書を作成した。全国6地域で実施した調査をもとに、実証結果や適切な活用におけるポイントについて取りまとめた。
観光庁は観光分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進により、旅行者の利便性向上・周遊促進、観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化などに取り組み、稼げる地域の創出とともに、地域間・事業者間の連携を通じた地域活性化や持続可能な経済社会の実現を推進している。
その一環として2024年度に「観光DXにおける生成AIの適切な活用に関する調査事業」を実施した。
同事業では北海道、箱根(神奈川県)、熱海(静岡県)、城崎(兵庫県)、門司港(福岡県)、長崎の計6地域の宿泊施設や自治体、DMOで生成AIに関する調査を行った。今回作成した手引書ではこの調査結果をもとに、生成AIが有するリスクに対する具体的な対応策やチェックリストなどをまとめた。
さらに生成AIを活用した宿泊施設の生産性向上や観光地経営の高度化など効果的な事例などについても紹介している。
※画像=観光庁が生成AIの活用に関する手引書作成