ウイングトラベル
★UAL、787-9向け新客室「United Elevated」公開

25年末に初号機受領、スタジオスイートなど設定
ユナイテッド航空は5月13日(現地時間)、同航空の787-9型機に搭載する新たな客室内装「ユナイテッド・エレベーテッド」を発表した。「United Elevated」(ユナイテッド・エレベーテッド)は、客室前方から後方に至るまで内装を刷新し、洗練され、より爽やかかつ明るく、温かみのある雰囲気をもたらすように仕上げた。
同航空によれば、「ユナイテッド・エレベーテッド」を採用した787-9型機の初号機は今年末までに受領する。当初、2026年にサンフランシスコ-シンガポール線とサンフランシスコ-ロンドン線に就航させる計画だ。ちなみに、今後受領する787型機はすべて「ユナイテッド・ポラリス・スタジオ・スイート」と「ユナイテッド・エレベーテッド」を採用し、2027年までに約30機をフリートに加える予定だ。
ユナイテッド航空の787-9型機の客室仕様は現在、「ユナイテッド・ポラリス」が48席、「ユナイテッド・プレミアムプラス」21席、「ユナイテッド・エコノミープラス」39席、そして「ユナイテッド・エコノミー」を 149席を装備している。
あらたに投入する「ユナイテッド・エレベーテッド」仕様の787-9型機では、「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス・スタジオスイート」を 8席(2列、横1-2-1配列)、「ユナイテッド・ポラリス・ビジネスクラス・スイート」を56席(14列、1-2-1配列)、そして「ユナイテッド・プレミアムプラス」を35席(5列、横2-3-2配列)搭載する。さらに、「ユナイテッド・エコノミープラス」が 33席、そして「ユナイテッド・エコノミー」を 90席(3-3-3の配列で合計15列)へと、大幅に仕様を刷新する。
※写真=787-9型機に搭載する新客室「ユナイテッド・エレベーテッド」(提供:ユナイテッド航空)