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2025.04.25

ウイングトラベル

★大阪IR、2030年秋の開業に向け始動

 起工式開催、万博開催中に工事着手

 

 日本初の統合型リゾート(IR)を運営する大阪IRは大阪府・夢洲地区での開業に向けて施設建設工事に着手。4月24日に施設予定地で起工式を開催した。起工式には吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、秡川直也観光庁長官、大阪IRのエドワード・バウワーズ代表取締役ら約150人が参加した。大阪IRは現在開催されている大阪・関西万博の隣接地に建設を進め、2030年秋の開業を目指す。
 大阪IRは日本MGMリゾーツ、オリックスが中核株主となる大阪IRが運営を行う。IRのリーディングカンパニーであるMGMのノウハウに加え、MICE/魅力増進・観光・エンターテインメント等の各分野で豊富な実績を持つ協力会社とともに国際競争力を有するIRを目指すとしている。
 IRの敷地面積は約49.2万平方メートル、年間来訪者は国内外から約2000万人。年間売上は約5200億円を目標に設定した。このうち4200億円はカジノ以外の「ノンゲーミング」で獲得していく計画だ。

 

※写真=大阪IRの起工式が開催、2030年開業に向け動きだした(大阪市発表資料より)