SkyDrive、航空局から「SKYDRIVE」の“適用基準”発行

　審査基準に概ね合意、型式証明取得へ前進

　SkyDriveは2月7日、同社が開発中の3名乗りのeVTOL「SKYDRIVE」（SkyDrive式SD-05型）について、国土交通省航空局から同社の機体固有の耐空性および環境基準の詳細に関する「適用基準」の発行を受けたことを発表した。これは航空局と同社の「SKYDRIVE」に特化した審査基準の詳細に関して概ね合意したことに基づくもの。これにより同機の型式証明取得に向けて、また一歩、大きく前進したかたちだ。
　型式証明の審査基準が広範かつ複雑な作業の集積であり、かつ空飛ぶクルマのような新しいモビリティに関しては型式証明取得のために必要な全ての基準が事前に用意されていない。そこで型式証明の取得を目指す個々の機種に特化した基準を設定するため、航空局と協議を重ね、各要件が定まった段階で「適用基準」が発行されることになる。