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2024.02.27

ウイングトラベル

★観光関連産業の労働環境改善へ今が転換点

 サービス連合、櫻田あすか会長に聞く

 

 コロナ禍における水際対策が撤廃され、観光を取り巻く環境が大きく好転する一方で人手不足の問題が顕在化しつつある。そうした中で旅行会社やホテル・観光施設・国際航空貨物関連産業の労働組合で構成するサービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合)は今年の春季生活闘争(春闘)で定期昇給分とベースアップを合わせて5.0%以上の大幅な賃上げを求めて活動を展開していくこととしている。サービス・ツーリズム産業の労働環境改善や持続的な発展に向けて何が求められるのか、コロナ禍の観光産業の振り返りや今後の活動方針などとあわせてサービス連合の櫻田あすか会長に聞いた。

 

 コロナ禍経て、産業の地位向上へ意識高まる
 持続的な賃上げ実現へ、人への投資強く訴える