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2024.02.21

WING

JAL、羽田ランプ内運転試験で不正発覚

 グループ2社のオンライン試験で教本参照に回答

 

 日本航空(JAL)は2月20日、羽田空港のランプ内運転免許試験でグループ2社による不正行為が発覚したとして、国土交通省東京航空局へ報告したことを発表した。この不正は機内食の調製や搭載などを行うジャルロイヤルケータリングと、旅客サービスやオペレーション業務を行うJALスカイで行われたとし、JALでは不正を行った社員の運転許可を返納し、原因となったオンライン試験を中止した。
 JALによると、この不正は自社施設で行ったオンライン試験で、社員が教本を参照にしながら回答したというもの。ジャルロイヤルケータリングでは、2022年10月から2024年1月までの間に実施したオンライン試験12回のうち、1回の不正が行われ、受験者2名、監督者1名がその対象。JALスカイでは2022年5月から2024年1月までの間に行ったオンライン試験21回のうち、4回の不正行為があったとし、関与したのは受験者9名、監督者4名としている。

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