★世界8割入国者と帰国者の入国時検査と隔離免除

　6月から水際対策緩和、1日2万人拡大も制限維持

　政府は6月1日から1日の入国者数を現行の1万人から2万人に引き上げるとともに、世界各国・地域の入国者に対してコロナウイルスの出国前検査は維持するものの、国・地域に信号システム（青・黄・赤）に導入し、「青」の国・地域からの入国者や日本人帰国者は入国時検査と自宅待機を免除することを決定した。「青」に該当する国・地域は世界の約8割を占め、入国時検査と自宅待機の免除は確かにG7諸国並みとなったが、残される1日の入国者数制限撤廃の見通しは示されなかった。

　信号システム導入、出国前検査のみで「G7並」
　必要な場合は水際措置の強化含め適切に判断