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2022.05.09

WING

JAL、中計ローリングプランでESG戦略特化へ

非航空系事業を中心に事業規模拡大へ

 日本航空(JAL)は5月6日の決算会見で2021-2025年度中期経営計画ローリングプランを発表し、今後はESG戦略を経営戦略の軸足として社会的課題の解決に力を入れていく方針を打ち出した。JALが2030年の目標とする「JAL Vision」に向けて、ESG戦略が成長戦略と位置付けて売上増・費用削減・生産性向上の機会を創出するとともに、環境規制への適合を進めてリスクの低減を図る。2022年度には2019年度レベルの利益水準まで回復してEBITとして800億円の利益を目指すとして、2023年度には1700億円、プラン最終の2025年度には1850億円以上の利益を目指す。

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