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2022.04.27

ウイングトラベル

★旅行需要復活へ消費者動向などから展望探る

 トリップアドバイザーが業界向けセミナー

 

 トリップアドバイザーはこのほど自治体や旅行会社など観光事業者を対象に「ウィズ・ポストコロナ時代の日本の旅行業」をテーマとしたオンラインセミナーを開催した。当日はトリップアドバイザーの関係者を始め、シンクタンク、観光業界・航空業界関係者が登壇し、日本の旅行業界の復活に向けた展望について、それぞれの立場から意見を述べた。登壇者からは消費者のニーズをとらえながら先手を打つスピーティーな経営判断が求められることや、消費額の上積みや長期滞在を視野に入れた環境整備、リアルな旅でしか得ることができない体験の重要性を強調した取り組みが求められることなど、旅行・観光に対する意識が変革する中で質的向上を意識した行動が重要であるといった観点での意見が寄せられた。

 

 国際観光復活へ日本は重要な役割担う 
 世界の旅行者、コロナ禍で積極的な情報収集

 

 今回のセミナーにはマッキンゼー・アンド・カンパニーの久家紀子氏とスティーブ・サクソン氏。日本政府観光局(JNTO)の吉田晶子理事長代理、トリップアドバイザー アカウントエグゼクティブの中川聡美氏、日本観光振興協会(日観振)の久保田穣理事長、日本航空の光益彰CXデータマーケティング部長が講演を行った。

 

※写真=セミナー冒頭でビデオメッセージでコメントを寄せたトリップアドバイザーのカニカ・ソニ最高商務責任者