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2022.03.30

WING

次期装輪装甲車選定、制すは三菱かパトリアか

 陸上自衛隊の装輪装甲車の一翼を担う次期装輪装甲車の選定試験が今年1月から試験が始まった。元をたどれば、小松製作所の候補車両が防弾性能を満たしていないことから一旦白紙となった状態から再スタートした次期装輪装甲車選定。選定作業を仕切りなおした後も候補車両の一つが試験用車両を納品できなかったなど、紆余曲折があったものの、防衛装備庁によれば現在のところ試験結果を踏まえた車種選定は2022(令和4)年度、量産車両の取得は2023(令和5)年度以降とするスケジュールに変更なく進んでいるという。今回WINGでは防衛装備庁から得た候補車両の写真や諸元などを用いて、各候補車両の分析を試みた。
 なお、機動装甲車は試作車であるため、仮に採用された場合、陸自が調達する量産車とは細部が異なる場合があるほか、試験では各社2両用意しているため、1両ごとに細部が異なる可能性がある。

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