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2021.12.09

WING

IATA、渡航禁止措置の即時見直しを要請

ICAO閣僚宣言の公約遵守を

 国際航空運送協会(IATA)は12月8日(ジュネーブ現地時間)、世界保健機関(WHO)の勧告に従って、「オミクロン株」出現に対応して導入した渡航禁止措置を、直ちに撤廃することを各国政府に要請した。
 冬のホリデーシーズンを目前に控え、航空業界は焦りの色を隠せない。新型コロナウイルスの新たな変異株である「オミクロン株」の存在が確認された11月末以降、再び国境を固く閉ざす国が後を絶たず、ただでさえ大きな制約下にあるホリデーシーズンの国際線需要は、またも吹き飛んでしまった。

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