防衛見本市「DSEI JAPAN」が「延期」に

新たな変異株「オミクロン」影響

　来年1月に幕張メッセで開催を予定していた防衛装備品見本市「DSEI JAPAN」が、延期となることが決まった。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン」株の出現が影響した。
　同展示会の実行委員会であるクラリオン・イベンツ社およびクライシスインテリジェンス社が協議した結果、「DSEI Japan」を来年1月26日～28日の日程で開催することは「極めて困難であると判断した」ことを明かした。あらたな開催日程については、現在、関係各所と協議しているという。
　「DSEI JAPAN」は2019年に日本で初めて開催された大規模な防衛・セキュリティ総合展示会。防衛省、外務省、経済産業省、防衛装備庁など、日本の主要省庁から全面支援を受けるかたちで開催され、期間中の総来場者数は1万216名。2022年1月の展示会は、本邦2回目の開催となる予定だった。

※写真＝来年1月に予定していた「DSEI JAPAN」の開催が延期に