独国防省、兵卒階級に2つの階級を新設

KorporaleとStabskorporale、キャリア拡充へ

　ドイツ国防省は12月1日（ドイツ現地時間）、連邦軍の兵卒階級に、新たにKorporale（訳案：伍長もしくは伍長勤務先任兵長）、Stabskorporale（訳案：幕僚伍長）の2つの階級を導入したと発表した。
　この二つの階級はOberstabsgefreiter（先任兵長）の上に位置し、給与基準はKorporaleがA6等級、StabskorporaleがA6等級に加え手当が付く（A6 mit Zulage）ことになっており、下士官階級に近い待遇となるという。ドイツ国防省は、「兵卒入隊者はこれまで、優秀な者であっても先任兵長止まりだったが、今ではキャリアの梯子が2段増えた」として、新たな階級導入によって兵卒のキャリアをより魅力的にするとしている。