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2021.09.22

WING

エアバスヘリ、エンジンバックアップシステムを飛行実証

まずは緊急時安全性向上、将来はハイブリッドヘリ開発に活用
 
 エアバス・ヘリコプターズは9月21日、同社のフライトラボ(飛行実験機)にエンジン・バックアップ・システム(EBS)を搭載して、飛行試験をスタートしたことを発表した。エアバス・ヘリコプターズによれば、EBSは万一タービンが故障した場合、非常用電力を供給することによって飛行することができるようにするためのもの。
 この飛行試験プログラムは仏民間航空局(DGAC)と共同で実施するもので、短期的にはエンジントラブル発生時のバックアップとして機能させることで、ヘリコプターの飛行安全を高めることが狙いだ。さらに将来的には小型ヘリコプター用ハイブリッド推進システム開発を切り拓くシステムとしても期待がかかる。

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