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2020.08.04

ウイングトラベル

★京都市、6月の日本人延べ宿泊客数76.4%減

 5月に比べ18.3ポイント上昇、国内需要底打ち

 京都市観光協会がまとめた6月の日本人延べ宿泊客数は、前年同月比76.4%減と大幅に減少したが、前月の5月の94.7%減に比べると18.3ポイント上昇し、国内宿泊需要は底打ちした。6月19日から県境を越える旅行の制限も緩和されたことで、近畿圏を中心に京都を訪れる旅行者が増えた。これにより、客室稼働率は15.5%となり、3ヶ月ぶりに2桁台まで回復した。
 一方、外国人延べ宿泊客数は、前年同月比99.8%減の510人となり、依然としてほぼゼロの状態が3ヶ月続いている。ただ、5月の183人に比べると増加しており、留学生など国内に長期滞在している外国人の移動が増えたものと見ている。

 

※写真=京都市の日本人延べ宿泊客数、外国人延べ宿泊客数の伸び率推移(京都市統計より)