ANA、航空券サブスクリプションサービスの実証実験開始

ADDress会員対象、追加料金で指定便に月2往復搭乗可能

　ANAホールディングス（ANAHD）とアドレスは1月16日、航空券サブスクリプションサービスの実証実験を開始すると発表した。アドレスが展開する「月額制で自由に住める多拠点居住コリビング（co-living）サービス『ADDress』」の会員に対し、月額3万円の追加料金でANA国内線の指定便に限り月2往復搭乗できるというもの。
　対象となる路線は羽田-新千歳、鳥取、高松、徳島、福岡、大分、熊本、宮崎、鹿児島の各線で、1月31日から3月31日までの間、実証実験する。期間中の対象人数は50人で、実証実験への申し込みには、「ADDress」の年間・半年会員が、前述のとおり月額3万円の追加料金を支払った上で、会員向け専用サイトから予約する必要がある。
　ANAはこの実証実験の目的を、多拠点生活を推進することで関係人口（総務省が提唱する、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々）を創出し、地域活性化を目指すためとしている。・・・

※画像＝ANAHDとアドレスは航空券サブスクリプションサービスの実証実験を開始する（提供：ANAHD）